もしも、労働時間を規制する法律があったとしたら

株式会社のびしろ経営

何年も、働き方とかいろいろ話題になる時代が続いています。
また、最低賃金も年々上昇し、すべての働く人に成果を求める時代になってきています。
もしも、労働時間を規制する厳しい法律ができたとしたらどんな世の中になるでしょうか?
1日8時間までしか働いてはいけない!残業は法律違反!
私は、そうなったらかなり怖さを感じます。
なぜなら、限られた時間で成果を出さなければいけないからです。
言ってしまえば、能力が低ければ成果を出すことが難しい状況がつくられるからです。
能力が低くても、時間をかけてカバーすることができる場合があります。
でも、時間が制限されている場合、その選択肢がないということになるからです。
能力が低い人は、残業が許されず成果を出すことができなければ、収入を増やすことができないでしょう。
場合によっては、仕事にありつくことすら難しくなるかもしれません。
仕事の能力は、新しいことへのチャレンジや仕事量を増やすことで一時的に時間がかかる状態になる。
そこで、創意工夫で考えながら、習熟や能力を高めながら、短い時間で成果を上げることができるようになる。
この繰り返しで成長していくものだと思います。
時間給で考える時代は終わり、これからは、より一層、成果で考える時代になっていきます。
スピードと変化が求められる時代で生き残るために、働き方への考え方もさらに変化していくかもしれませんね。