のびしろ経営が見た「伸びる会社・止まる会社」の違い

株式会社のびしろ経営

私たちは、これまで数多くの中小企業の経営者と関り、
一緒に経営計画を立て、資金繰りを整え、組織づくりを支援してきました。
その中で強く感じるのが、
「伸びる会社」と「止まる会社」には、明確な違いがあること。
今回は、のびしろ経営の現場から見た、両社の「分かれ道」についてご紹介します。
違い① 課題を「見える化」するか、感覚で動くか
伸びる会社は、課題が数字や仕組みで「見える」状態になっています
「どの商品が利益を出しているか」
「どこで業務が滞っているか」
「どの取り組みが成果につながっているか」
一方止まる会社は、「なんとなく忙しい」「多分この辺が原因」と、感覚ベースの経営になりがちです。
ポイント
感覚だけで動く経営から、「見えて考える経営」への転換が、成長の出発点です。
違い② 小さくても「仕組み」を持っているか
伸びる会社は、社員数が少なくても
・業務フロー
・会議の進め方
・粗利や数字の共有方法
など、誰が見ても動ける状態(=仕組み)をつくっています。
止まる会社は、
・「ベテランしかわからない」
・「社長が全部判断」
・「忙しくて整える余裕がない」
という状態のまま、日々の対応に追われてしまいます。
違い③ 社長が「現場」ではなく、「未来」を見ているか
伸びる会社の社長は、現場に入りつつも、常に「未来のための時間」を確保しています。
・経営計画の見直し
・社員との対話
・商品や事業のブラッシュアップ
など、「いま」ではなく、「これから」に意識を向ける時間を持っているのです。
止まる会社の社長は、「自分がいないと仕事が回らない」状態から抜け出せず、思考も動きも「いま、この瞬間」にとどまってしまいます。
違い④ やることを「決めて」実行しているか
伸びる会社は、「この3か月でやるべきことはこれ」と、目標と行動計画が決まっており、それを着実に実行しています。
止まる会社は、「あれもこれもやりたいけど、どこから手をつければいいのかわからない」と迷いがちで、実行が先送りされます。
ポイント
やることを絞る勇気が、成果を生むスピードを加速させます。
会社の「のびしろ」は、社長の行動に表れる
のびる会社は、特別なノウハウや人材があるわけではありません。
大きな違いは、社長がどんな視点で、何を見て、何からはじめているか。
のびしろ経営では、社長が「迷いなく前に進めるようになる」ための仕組みづくりを支援しています。
数字、組織、計画、育成、どこからでもいいんです。
あなたの会社の「のびしろ」を一緒に見つけて、伸ばしていきませんか?