中小企業・スタートアップ企業にお伝えしたいこと(資金繰り編)
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株式会社のびしろ経営
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2025年になり、1月から新規支援先の募集を行っています。
最初に無料の個別相談を行い、契約をするのですが・・・。
一定数の社長から、厳しい経営状態であることを聞くことがあります。
中には、いまの経営状態では当社の費用負担が重く、ご契約できないこともありました。
正直、半年、1年前にお会いしていたらお力になれたかもしれないと思うことが多いです。
長年、経営支援をやってきた中で、経営者がつまずくパターンというのがあります。
今回は、そのパターンをご紹介します。
ぜひ、チェックしていただき、改善に取り組んでほしいと思います。
資金繰りに困るパターン
資金繰りに困り、どうしようもないご相談者のほぼ全員が次の3つのうち、2つか3つ当てはまっています。
①スタートアップ期に個人のクレジットカードやキャッシングを利用している
特にリボやキャッシングがある場合、資金繰りに行き詰まる可能性が高いです
②銀行借入だけでなく、会社のクレジットカードのリボやキャッシングを利用している
会社であってもリボやキャッシングの利用は資金繰りに行き詰まる第一歩です
③毎月の経理ができず、試算表を毎月つくることができていない
自分でやろうという社長、税理士や経理代行をたのんでいるけど売上重視で資料を提出していないことが原因の方が多いです。
また、違うパターンでは次のパターンがあります
・売上拡大への執着が大きすぎてガンガン売上を上げることに囚われている社長
売上は上がるのですが、利益率10%以下と低かったり、利益率が低いので運転資金が常にカツカツといった状態になりがちです
・銀行からの借入を思いっきりあてにして、売上拡大と様々な事業に次々に手を出そうとする社長
売上拡大に執着のある社長と似ていますが、加えて銀行を軽く見ている傾向は要注意です。事業全体に同じように甘く見ていることが多いです。
・身の丈にあったお金の使い方ができていない社長
やはり、今のステージに合ったお金の使い方ができないと、お金が足らなくなります。
いかがでしょうか?
本当に、資金繰りに困ってからでは打ち手が限られ、なんともできなこともあります。
一度、立ち止まってチェックしてみましょう!
ご不安な方は、ぜひ一度ご相談のご連絡を頂ければと思います。
できれば、まだそこまで困っていないけど不安だって方、我流でやっているけど将来ありえるかもという感度の高い社長にはよいきっかけとなるはずです。