事業承継は年表をつくってみることから

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株式会社のびしろ経営

先日、事業承継を控えている会社の中期経営計画の立案を支援しました。
5年くらい前から、事業承継が経営課題となっていた会社でしたが、今回、はじめて後継者候補が決まりました。
一安心かと思いきや、事業承継の内容を盛り込んだ中期(5年)計画をつくっていくと、やることが膨大で時間がかかることが分かりました。
60歳目前の年齢となる社長は、もっと早く手を付けておくべきだったというお話をされていました。

40代以降の経営者の方は、会社の未来について、5年刻みの年表をつくってみることをお勧めします。
なぜなら、意外と事業承継には膨大な時間がかかります。実際に、社長の年齢と共に会社の未来を考えると、できるだけ早く意識しはじめる必要があるからです。

今回のクライアントも、社長の年齢を入れた年表をつくってみたところ、時間に余裕がないと危機感を感じていました。

事業承継をするには、いくつかのハードルがあります。
そもそも、引き継ぎたいと思ってもらえる会社となっている必要があります。
その上で、後継者を確保しなければいけません。
後継者を支えるスタッフや社外の協力が必要です。

注意したいのは、社長や有能な社員の属人性に頼っている会社は、引き継ぐのが難しく、引き継ぐのに膨大な時間と労力がかかります。
事業を運営していく仕組みを整備し、仕事を教えることができるようにしなければいけません。

あなたの会社はいかがでしょうか?
一度、会社の現状を再点検し、社長の年齢を記載した「会社の未来」を年表にしてみてください。

のびしろ経営では、会社の未来を経営計画で見える化するお手伝いもしています。ご興味のある方は、当社のセミナーやコンサルティングをご活用ください。