商売が得意、経営は苦手・・・商売と経営の違い
株式会社のびしろ経営
今年は、クライアントの経営ビジョン構想を具体化・文書化したいというご相談が増えました。
クライアントの多くがスタートアップ期から成長期にステージアップする時期に差し掛かったためでしょう。
多くの社長は、やりたいことがたくさんあり、大きなことも成し遂げたいというお話をされます。
しかし、5年後、10年後の会社の未来を描きましょうとなると、苦手な方が多い印象を受けます。
なぜなのでしょうか?
そのヒントとなるか分かりませんが、ファーストリテイリングの柳井正氏の書籍「一生九敗」に興味深いお話がありましたのでご紹介します。
柳井正氏によると、
商売と経営は違う
商売人は、売ったり買ったりすること自体が好き。
経営者は、しっかりした目標を持ち、計画を立て、その企業を成長させ、収益を上げる人のこと。
私なりに解釈すると、短期的に目先の利益を考えるのか、中長期的に腰を据えて力をつけながら収益を持続的に拡大するのかの違いでしょうか。
これをやったら儲かるのではないかという発想から、こういう会社にしたいという目標に向かって逆算思考でやることを整理して取り組む発想になると経営になるのでしょう。
商売を否定するわけではないですが、会社を成長させていくためには5年後、10年後の未来を描くことと向き合うことが重要なようです。
みなさんの会社の未来はどのような会社を思い描いていますか?
のびしろ経営では、会社の未来を考えるお手伝いもさせていただいています。ご興味のある方は、当社のセミナーやコンサルティングをご活用ください。