毎年やれば上手になる経営計画づくり

年末にかけて、当社のクライアントの決算月が多い時期となります。
当社では、毎年中期経営計画と、単年度経営計画の立案を支援しています。
そのため、毎月、経営計画の立案をお手伝いすることが増えます。

最近は、計画づくりが2回目、3回目、中には10回目となる社長もいました。
ふと感じたのは、社長の計画づくりが年々上手になっているということです。

経営計画をつくるのも、何度も繰り返しつくるようになると上達するのだと教えていただきました。

はじめて経営計画づくりをする社長はいろいろと戸惑うことが多いようです。
計画の準備段階でも、いろいろと気づくことがあるようです。
また、計画をつくるときにも、こうやってつくるのか～と言われます。
シミュレーションソフトを使って計画をつくっていただくときに、資金が足らない、人が足らないなど、実現するために必要なことに気づくことが多いです。

経営計画をつくる回数を重ねていくと、不思議なことが起こります。
最初は、実現可能性を高めるための修正が多かった計画づくりでしたが、回を重ねるごとにイメージした事業展開を数字に入力すると、あまり修正をしなくても計画を完成させられるようになります。

何年も一緒に経営計画をつくる中で、驚くことがあります。

毎年、1年後の目標に対して、1年取り組んだ結果（決算で）達成できるようになることです。
どれも、決して無難で簡単な目標設定ではないのですが、達成するんです！
おそらく、社長の中に、どれくらいまで目指すことができるのかや、目標達成にどれくらいの努力が必要なのかのイメージができるようになるからではないでしょうか。
先を見通す力のようなものが身につくのかも知れません。

また、当社ではすべてのクライアントに、毎年、中期経営計画をつくっていただいています。
多くの会社が、5年後の目標を、4～6年で達成していくことです。

しっかりと目標を立てて、逆算思考でなにをするべきかを考え明確にした上で、事業に取り組むことが有効であることを教えてくれます。

みなさんの会社では、経営計画をつくっていますか？
どんな未来を思い描いていますでしょうか？

のびしろ経営では、経営計画の立案と実行に向けた支援を行っております。ご興味のある方は、当社のセミナーやコンサルティングをご活用ください！