小さな会社でも経営計画は必要か?

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株式会社のびしろ経営

よく、小さな会社や一人社長に「本当に経営計画は必要なの?」と聞かれます。
私は、たとえ一人社長であったとしても、経営計画は必要だと感じています。
なぜなら、望む将来に対して必要なことをやるために、正しい方向に進んでいるかの基準を持てるからです。
基準を持つことで、日々の経営判断を的確にかつスムーズに行い、動くことができるためです。

経営計画のない社長のドボンポイント

社長はすべてが頭の中に入っていて、器用で、実行力があって、柔軟かつ臨機応変に目の前のことに対応していく人が多いでしょう。
ここに落とし穴があるのです。

日々の事業活動は、やらなければいけないことを認識し、一つずつやり遂げていくことの繰り返しです。社長は、だれよりもいろんなことをこなしていきます。
しかし、その中には、事業成長につながることと、そうでないことが混在しています。

たとえば、問題が発生した場合です。やらなければいけないことではありますが、マイナスをゼロにするだけで、プラスに積み上がることではありません。
それでも、仕事をするわけですから、やった感は感じられるわけです。

事業成長に必要な考え方

事業を成長させるためには、プラスに積み上がることをやっていかなければいけません。
目の前に見えていることをやるのではなく、目的や目標を実現するために必要なことを逆算思考で考えて、ステップバイステップで積み上げていくイメージです。

経営計画がなぜ必要なのか

経営計画は、目標設定と目標達成のためにやるべきことを整理する要素が含まれています。
1年や5年などの期間で、実現したいことを具体化して、実現するために「なにを、どのように、どのような順序でやるのか」を明確にしていきます。
どれくらいのペースで、どれくらいやらなければいけないのかもわかります。

経営計画は、目標を達成するために、どんなプラスの積み上げを、どれくらいやればいいのかを明確にします。その結果、日々の忙しい中で迷子にならないためのツールとなり、事業拡大に向かって着実に前進するロードマップの役割として社長を助けてくれるでしょう。

あなたは、事業拡大に向けて「プラスの積み上げ」に取り組めていますか?
マイナスをゼロにすることに追われていないか振り返ってみてください。

のびしろ経営は経営計画立案と計画実現のためのPDCAを支援する会社です。
たくさんの会社の経営計画立案のお手伝いをする専門家です。
経営計画について気になる方は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

(升田覚)