業務フローを見直して”ムダを減らす実践法

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株式会社のびしろ経営

日々の業務の中には「なぜこの作業をやっているのか」が分からないまま続いているものが少なくありません

たとえば、社内報告書の二重入力、無意味な印鑑ルール、同じ確認を複数人が行う、など・・・

こうしたムダは、会社の生産性を大きく下げる要因です

ムダを減らすための第一歩は、「今あるフローを”見える化すること」

見直しの目的は、人を責めることではなく、仕組みを改善することです

現場の”リアルな動きを見える化”する

まずは、紙やホワイトボード、オンラインツールなどなんでも構いません

業務の一連の流れを、できるだけ細かく書き出してみましょう

このときのポイントは、”理想の流れ”ではなく”実際の流れ”を書くことです

社長や管理職が想像している手順と、現場で実際に行われている手順は驚くほど違うものです

たとえば、請求書発行ひとつ取っても、

・お客様から依頼を受ける

・担当者がExcelで作成

・上司が印刷してチェック

・経理が再入力して送付

というように、何重もの確認が発生しているケースがあります

実態を把握するだけで、「ここにムダがある」と気づくことができます

”目的”のない作業を洗い出す

業務を一つひとつ見直す時は、次の質問をしてみてください

「この作業は、最終的に誰のためになっているか?」

この問いに答えられない作業は、ムダの可能性が高いです

また、「前任者がそうしていたから」「昔からのやり方だから」という理由で残っている仕事も要注意

”目的なき習慣”は、生産性をもっとも下げる原因のひとつです

削る勇気を持つことが、仕組み改善の出発点です

”自動化・共有化・チェック化”の3視点で改善

業務を減らすだけでは、長続きしません

仕組み化の目的は「ムダを減らすこと」ではなく、「正しい仕事を続けやすくすること」です

改善の方向性は

・自動化:Excel集計をクラウドツールに移行する

・共有化:情報を個人のフォルダではなく、共通ドライブに保存する

・チェック化:作業手順をリスト化して、誰でも同じ品質でできるようにする

この3つを意識するだけで、業務の再現性とスピードが格段に上がります

”業務のムダ”は仕組みのチャンス

業務のムダを見つけることは、「悪いところ探し」ではありません

むしろ、会社を次のステージへ進める”伸びしろ”を見つける作業です

ムダを減らすたびに、社員の手が空き、創造的な仕事に時間を使えるようになる

その積み重ねが、強い組織をつくっていきます