中堅社員をリーダーに育てる日常の声掛け

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株式会社のびしろ経営

会社の中核を担う「中堅社員」

彼らが主体的に動くようになれば、組織の成長スピードは一気に上がります

しかし実際には、経験はあるものの「あと一歩踏み出せない」「責任を持つことを避けてしまう」という壁にぶつかることも少なくありません

その壁を乗り越えるためのカギは、経営者や上司の日常の“声掛け”にあります

「任せる」ではなく「信じて任せる」

中堅社員に仕事を任せるとき、

「これ、お願いね」と指示だけしてしまうことはありませんか?

実はこの一言、本人からすると「やらされている」と感じやすい言葉です

一方で、

「〇〇さんなら安心して任せられる」

「あなたのやり方で一度やってみてほしい」

と付け加えるだけで、受け取る印象は大きく変わります

「信じられている」と感じた瞬間、人は自分の力を試したくなるものです

リーダーシップの第一歩は、“責任を与えること”よりも“信頼を示すこと”から始まります

「結果」よりも「考え方」を聞く

中堅社員が壁にぶつかったとき、つい「なぜできなかった?」と原因を問い詰めたくなります

しかし、それでは本人は守りに入ってしまいます

代わりに、

「どんな判断をしたの?」

「そのとき、何を優先した?」

と“考え方”に焦点を当てて質問すると、本人の思考力が磨かれていきます

結果を評価するより、考えを共有して一緒に整理する

それが、リーダーとしての「判断軸」を育てる最も効果的な声掛けです

「ありがとう」を“行動の理由”とセットで伝える

感謝の言葉も、伝え方ひとつで意味が変わります

「助かった、ありがとう」では終わりません

「助かった。あなたが事前に段取りしてくれたおかげでスムーズに進んだ」

と、“なぜ感謝しているのか”を具体的に伝えることが大切です

この一言があるだけで、本人は「自分の行動が組織に影響を与えた」と実感できます

この「自分の行動が会社を動かす」という感覚こそ、リーダー意識の土台です

リーダーは“肩書き”ではなく“意識”

中堅社員をリーダーに育てるとは、役職を与えることではありません

「自分がこのチームを動かす側だ」という意識を持たせることです

その意識は、特別な研修ではなく、日常の声掛けの積み重ねから生まれます

信頼され、考えを問われ、行動を認められる

その繰り返しが、リーダーを自然に育てていくのです