会議で決めたことを確実に実行させる仕組み

株式会社のびしろ経営

「いい話だったね」で終わる会議ほど、もったいないものはありません
結論も出た、方針も決まった
でも次の会議では「で、あれどうなったっけ?」
この繰り返しに心当たりがある会社は少なくないでしょう
実行されない会議の共通点は、”決め方”よりも”仕組み”にあります
決定事項は「担当・期限・成果物」まで明確にする
「やっておきます」や「検討しておきます」という言葉は、
一見前向きですが、実行の約束になっていません
会議で決まったことは必ず
・誰が(担当)
・いつまでに(期限)
・何を完成させるのか(成果物)
の3点を明確にすることがポイントです
たとえば
「営業資料を見直す」ではなく、
「田中が5月末までに、A社向け提案書のテンプレートを更新する」
ここまで具体化してはじめて、”実行の約束”になります
会議の議事録は「決定リスト」として共有する
会議の内容をすべて記録する必要はありません
大切なのは、”何を決めたか”がすぐわかること
おすすめは、議事録ではなく「決定リスト」をつくる方法です
項目を
・決定内容
・担当者
・期限
の3列でまとめることで、会議後のフォローがぐっと楽になります
毎週の会議冒頭でこのリストを確認すれば
「やるべきことが流れる」ことを防げます
”チェックする人”を決めておく
多くの会議で実行されないのは、「誰もチェックしない」からです
社長や上司がすべてを見る必要はありません
進行役やチームリーダーなど、
”実行確認の担当者”を明確にしておくことが重要です
チェック役がいることで、人は”見られている”ことで動くようになります
「決めたことを振り返る」仕組みを会議に組み込む
実行を定着させるには、会議のたびに「決めたことの進捗確認」を最初に行うことです
1回の会議で完結させず、次回の会議で結果を報告する
この循環を意識することで、組織に実行文化が根付きます
たとえば、
・前回のタスクのうち、完了は3件、保留は1件
・次はこの保留文を最優先で動かす
といった、短い確認を入れるだけでも効果的です
「決める」ことより「続ける」ことを重視する
優れた組織は、会議の中身よりも”継続性”を大切にしています
完璧な議題を準備しなくても、
決めたことを少しずつ実行し、振り返るサイクルを続けること
”決めて、動いて、確認する”
この繰り返しが、実行力のある組織をつくります


