紹介される会社になるために、今すぐできること

2025年10月30日 2025年9月25日

幸田静香

株式会社のびしろ経営

うちは広告費をかける余裕がないから紹介で回していきたい

紹介が出るときと、出ないときの違いがよく分からない

よいサービスですねとは言われるが、なかなか紹介にはつながらない

こんなふうに、”紹介による売上” に伸び悩んでいませんか？

実は、紹介される会社と、されない会社の差は、ちょっとした習慣や仕組み違いです

今回は、紹介が自然に生まれる会社が実践している3つのポイントと、中小企業でもすぐに取り入れられる具体策をご紹介します

紹介は「感情」でおきるのではなく、きっかけがあるときに起きる行動です

どんなによいサービスでも、「誰に」「どういう理由で」紹介していいか分からないと、お客様は紹介してくれません

ですから

・「こんな方いませんか？」と具体的なペルソナを伝える

・「紹介キャンペーン中です」と時期の理由をつくる

・「〇〇様に紹介いただけると嬉しいです」と一言を添える

※紹介とは「してほしい」と思われる前提を整えることからはじまります

紹介には、ツールや言葉の引き出しが必要です

例えば…

・パンフレット、紹介用PDF、URLなどがあるか

・「この一言で紹介できますよ」というテンプレがあるか

・LINEやSNSでおくれる「一言メッセージ」があるか

紹介をためらう大きな理由の１つが、「紹介したけど、合わなかったら気まずい」という心理です

ですから

・「無料相談」や「お試し体験」の導線を整えておく

・紹介された方に「無理な営業をしない」と約束する

・紹介者に「ご紹介ありがとうございました」のお礼を伝える

紹介した人も、された人も、気持ちよく終われる導線があるかどうかで、紹介数は大きく変わります

紹介は「運」や「タイミング」ではありません

仕組みと設計で、再現性を持って起こす戦略です

あらためて、３つのポイントを確認しましょう

・紹介する理由があるか？　→誰に、なぜ紹介するかが明確か

・紹介する手段があるか？　→素材やテンプレが整っているか

・紹介後の安心があるか？　→紹介者・紹介先への配慮があるか