”投資ができない社長”の思考パターンと脱出のヒント

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株式会社のびしろ経営

やったほうがいいのは分かっている、でも今じゃない…

このままの売上で大丈夫かな…でも、先のお金を出すのが怖い

設備も人材も必要、でも失敗したら…

そう悩む経営者は、決して少なくはありません

むしろ、「投資すべきなのは分かっているのに、動けない」というケースが非常に多いものです

今日は、そんな「投資ができない状態」から抜け出すために

ありがちな思考パターンと、脱出のヒントをご紹介します

今の売上で回る範囲でしか考えない

投資できない社長の多くは、今ある売上・利益の枠の中でどう使うか

・50万円の利益しかない → 50万円の中でどう使うか

・100万円の投資が必要 → いや、今年は無理…

これでは、事業は現状維持すらできず、徐々に衰退していきます

なぜなら、競合は動いているからです

▶脱出のヒント

・先に「ありたい未来(理想の状態)」を明確に描く

・そこから逆算して「何に、いくら、いつ必要か」を考える

・投資金額を必要コストとして捉える(娯楽ではない)

未来起点で考えると、行動が変わります

失敗=損失と考える

「もし上手くいかなかったらどうしよう」

「この支出がムダになったらどうしよう」

こうした ”恐れ” が、投資の足を止めます

しかし、成功している社長たちは、失敗も「学び」として蓄積しています

そして、その繰り返しが「勝てるパターン」をつくっていきます

▶脱出のヒント

・小さく試す(スモールスタートの投資を設計)

・投資の「目的」と「指標(KPI)」を決める

・投資と検証のPDCAを習慣化する

投資とは、未来の売上や利益を生む「実験」です

借入=悪と思い込んでいる

「借金は怖い」「借りたら返せないかも」

これは、個人のお金の感覚を、そのまま経営に持ち込んでいる状態です

経営における借入は、「レバレッジを聞かせる道具」です

お金を借りて時間を買う、人を雇う、設備を整えることが、数年後の利益に大きく貢献するのです

▶脱出のヒント

・借入=攻めの戦略、返済=守りの戦略と捉える

・5件間で回収できる計画を立てる(未来会計)

・返済が可能かどうかは、キャッシュフローで判断する

「借りたら終わり」ではなく、「借りて活かす」が大事です

のびしろ経営の支援事例

飲食業を営むA社では、厨房設備の更新を「タイミングがない」と2年先送り

結果として、効率は上がらず、人件費が増大し利益率も悪化

そこで

・5年後の理想修士から逆算した経営計画を作成

・設備更新の投資対効果シミュレーション

・借入活用による資金繰りの安全マージン設計

決断から半年で、人件費▲20%、月利+10万円を実現

守る経営では未来はつくれない

「今を守る」だけでは、未来は変わりません

変えたい未来があるなら、先に「意志ある投資」が必要です

その投資が「時間、人、お金、スキル」のどれであっても、経営者が先に決めて動くことが、すべての起点になります

のびしろ経営では、投資と回収の設計、未来会計(経営計画)、資金調達の具体的支援を通じて、社長の「攻めの一手」に伴走しています