高単価でも選ばれる会社がやっている価格の伝え方

株式会社のびしろ経営

安くしないと売れない…
値上げしたら、顧客が離れてしまうかも…
競合より高い価格をつけるのが怖い
価格に悩んでいる中小企業の社長は非常に多いです
しかし一方で、競合よりも高単価にもかかわらず、選ばれ続けている会社も存在します
今日は、そんな会社が実践している
高単価でも選ばれる価格の伝え方や、設計のポイントをお伝えします
高単価でも選ばれる会社の共通点
高単価でも、選ばれている会社は、次のような特徴があります
・価格ではなく「価値」で勝負している
・なぜこの価格なのか、説明が言語化されている
・安いものと比較されない状態をつくっている
この3つを押さえているかどうかが、価格競争に巻き込まれるか
「選ばれるブランド」になるかの分かれ道になります
価格=価値である
お客様は高いから選ばないのではありません
その金額を払う理由がわからないから、選ばないのです
つまり、価格を伝えるということは、価値をわかりやすく伝える行為です
例えば、
「顧問契約は月額10万円です」
↓
「数字と資金の悩みや経営について、社長の右腕として幹部社員を雇う代わりにパートと同じ価格ですから価値があります」
比較されない状態をつくる
価格が比較されるとき、それは商品としてしか見られていないときです
だからこそ、「選ばれる理由」を言語化し、体験に変えることが大切です
例えば、
・他社にはないストーリーや創業の想いを伝える
・商品のビフォーアフターを可視化する(お客様の声や実例)
・選び方ガイドなどをつくって渡す(競合との比較など)
価格の言い方を工夫する
同じ価格でも、どう伝わるかで印象が全く変わります
・高いですが、それだけの価値があります
→お客様にとっては「結果的に安い選択」になると思っています
・値上げしました
→〇〇をさらによくするための進化のご報告です
・他社より高いですが
→私たちだからできる内容を詰め込んだプランです
価格は「伝え方」で変わる
高くて選ばれないのではなく、価値が伝わっていないから選ばれていない
逆に言えば、価値を言語化し、比較されない設計ができれば、価格は上げることができます
のびしろ経営では、価格設計や価格改定の支援はもちろん
その背景にある価値を「言葉」にすることも一緒に考える支援を行っています