社長が見ておくべき ”3つの数字” とは?

のびしろ経営ロゴ


株式会社のびしろ経営

「毎月、数字を見ているけど、どこに注目すればいいのか分からない」

「税理士からの報告は聞いているけど、経営にどう活かせば…」

こんな声をよくいただきます。

実は、中小企業の経営に必要な数字は、たった3つだけで十分です。

複雑な会計用語や帳票よりも、「社長が自分の言葉で語れる自分の数字」を持つことが、強い会社への第一歩です。

今回は、その「3つの数字」をご紹介します。

「粗利額」

売上 - 原価(変動費)= 粗利

まず、会社の「儲けの原動力」がここにあります。

売上に気を取られている会社は多いですが、売上が増えても原価が増えていれば、利益は出ません。

粗利が分かれば、

・商品別・サービス別の採算性

・価格設定の見直し

・販売戦略の優先順位

などが「経営判断の軸」になります。

(ポイント)

・月次で粗利額の推移

・商品・サービス別の粗利構造

「固定費の総額」

次に見るべきは、毎月何もしなくても出ていくお金(固定費)です。

これは、家賃・人件費・通信費・保険料などが含まれます。

固定費が高すぎると、売上が減ったとき、すぐに赤字転落します。

逆に、「自社は月〇〇万円売らないと赤字になる」という損益分岐点が見えれば、目標売上も具体化します。

(ポイント)

・固定費の中で一番大きい支出は何か?

・今の売上水準に対して、固定費は適切か?

・損益分岐点(最低限の必要売上)はいくらか?

「現預金残高」

どんなに黒字でも、現金がなくなれば会社は倒産します。

経営の「最後の砦」がこの数字です。

そして、意外にも「現金残高を把握していない社長」は多いのが現実です。

「資金繰り表をつくるのが難しい」と感じる方も、まずは月初・月末の残高だけでも見るようにしましょう。

(ポイント)

・月初・月末の現金残高

・入金と出金の主な内訳

・2か月後まで資金が足りるのか?

この3つを「月1回」でいいから確認する

ポイントは、「毎月同じタイミングで、3つの数字だけを見る」習慣をつけることです。

例えば、

・月初に、前月の「粗利」「固定費」「現金残高」を確認

・簡単な一覧表やグラフで、スタッフと共有

・数字を見ながら「次の一手」を会議で話す

これだけで、経営は「感と感覚」から「戦略と行動」に変わります。

数字は「社長の言葉」で語れるようにする

数字を「報告されるもの」ではなく、「自分が見て、考え、動くための道具」に変えること。

のびしろ経営では、数字に苦手意識がある社長向けに、各種フォーマットや、月1のモニタリング支援を行っています。

「数字が話せる社長」はブレません。

その一歩は、たった3つの数字からはじまります。