目の前の数字ばかり追っていませんか?

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株式会社のびしろ経営

日々の売上、利益、キャッシュフロー…。
会社を経営していくうえで、数字を見ることは欠かせません。
特に私たちのような小さな会社では、「今月どうする?」の判断が毎日のように求められます。

ただし、目の前の結果ばかりに意識が向きすぎてしまうと、大事なものを見落としてしまうことも。
たとえば「会社のありたい姿」や「この仕事を通じて、誰にどんな価値を届けたいのか」。
そういった、未来につながるビジョンです。

今回は、社長がつい陥りがちな“近視眼的な経営”と、そこから抜け出すヒントについて考えてみます。

目の前に追われて、未来を見失っていませんか?

目の前の課題やトラブル対応、人手不足や資金繰り。
中小企業の現場では、どうしても“今日のこと”に追われやすくなります。

でも、その忙しさの中で、「来年」「3年後」「5年後」の準備が後回しになってしまうと、将来の選択肢がどんどん狭くなっていきます。 

社長に求められるのは、「今」と「これから」の両立

もちろん、今日を乗り切ることも大切です。でも、経営者にしかできないのは、「未来」を考えること。

少し先の未来に目を向けてみませんか?

経営とは、今日を乗り切ることと、明日を切り拓くことの両方。
忙しさに飲み込まれてしまいそうなときこそ、意識して“未来に向き合う時間”を取ることが大事です。

「うちの会社、1年後どうなっていたい?」
「5年後、どんな強みを持っていたい?」
そんな問いを、考える時間をつくるだけでも、会社は少しずつ変わっていきます。

“今”を見る目に、“これから”への希望を添えて。
社長の視点ひとつで、会社の未来は大きく変わります。