高校生のころ先輩に言われた「口だけまっすーになるな!」

株式会社のびしろ経営

私の高校生のころのあだ名は「まっすー」です。
当時私は、全寮制の厳しい学校に通っていました。
この学校では、卒業の時期になると先輩と後輩がお互いにノートにメッセージを書く伝統があります。
そのときに、ある先輩が書いてくれた言葉が「口だけまっすーになるな!」でした。
その先輩は、1年以上同じ部屋で生活を共にした先輩で、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊先輩です。
彼は、人望が厚く、努力家でいろんなことに一生懸命な方でした。
また、有言実行タイプで、高校を卒業するときには絶対にアナウンサーになると公言していました。
※正直、この学校出身でアナウンサーになるなど話半分で聞いていましたw
ところが、努力家で戦略思考の彼は、本当に人気キー局のアナウンサーになってしまったのです。
ずいぶん前置きが長くなりましたが、努力をすれば夢は叶うという事実を彼から教わりました。
私はもともと、努力することが苦手で、努力しようとするのですが成果が出るまでやり抜くことがなかなかできない人間だったのです。
これは、社会人になってからも30歳のころまでこの傾向が続き、自分自身苦しみました。
人生で、成果にあと一歩及ばず悔しい思いをするたびに、このことを思い出します。
そんな挑戦と失敗を繰り返すうちに、いまではずいぶんやり抜く力がつきました。
おかげさまで、いまでは成果もさせることが多くなりましたし、やりたい仕事を生業とすることができています。
「口だけまっすーになるな!」と言われたとき
これってどういう意味ですか?と彼に聞いたところ「努力する価値を知れ」と言われました。
それなりに一生懸命やっているつもりでしたので、当時は意味が理解できていませんでした。
いま考えると、ようやくその言葉の意味が分かったような気がします。
努力をする、やり抜く力
めちゃくちゃ大事です!
努力する価値が分かるようになった分だけ、成長と成果を手に入れることができるのではないでしょうか!