モチベーションを支えるものはなに?
株式会社のびしろ経営
先日、クライアントとの会食で、ある社長からモチベーションが下がっていて悩んでいるというお話を聞きました。
そんなに業績が悪くて何ともならない会社ではないのですが、理想とする状態にはギャップがあり、様々な問題を抱えていることが悩みでした。
社長にとって、業績がよい状態や事業運営が円滑に行われるなどの結果は、非常に重要です。
経営者としての責任感から、逃げ出したくなるような辛さを感じることもあります。
多くの社長は、業績などの結果や成果だけに目が向きがちです。
そして、結果を見て一喜一憂してしまう方が多いのではないでしょうか。
できれば、結果だけではなく、理想の姿に向かってどれだけ進捗したか、改善したかというプロセスの進捗に目を向けてほしいと考えます。
着実に前進しているという事実を対象にして、成長を実感することができれば、モチベーションを保つことができるかも知れません。
将棋の棋士、藤井聡太氏の言葉につぎのようなコメントがあります。
「結果ばかりを求めていると、結果が出ないときにモチベーションを維持するのが難しくなってしまう」
「結果よりも、内容を重視して、1局ごとに改善して新しい発見をしていくことがモチベーションにつながると思っています」
もちろん、経営をしていく上で結果は重要です。
できれば、結果と共に、改善しながら成長に向かっているプロセスを大切にしたいものです。
あなたは、結果だけを追い求めていませんか?
強くなるためのプロセスにもしっかり目を向けていますんか?