社長と社員は同じではない
株式会社のびしろ経営
先日、ある社長との会話です。
社長「うちの営業メンバーには一人あたり〇〇万円売上をつくってほしいんだよね~」
どこの会社でも、同じような会話や、心のつぶやきがあるのではないでしょうか。
そこで、社長と社員を比較しながら、一人あたりの提案資料の作成が月にいくら分できるのか、提案からの受注率を聞いてみました。
すると、受注率は社員が1/3で社長が1/2、提案資料の作成は社員が700~1000万円、社長は必要ならいくらでも作成するという事実がわかりました。
この会話から、社長と社員の間には能力の差もあれば、成果に対するこだわりの度合いも変わるということです。
つまり、社長と社員ではいろいろな部分でレベルが違うのです。
これを踏まえて考えないと、事業がイメージ通りに進みません。
その結果、社長のストレスは大きくなります。
この打合せの後、社長は「よく考えたら、オレは年から年中残業とか関係なく働いている。
その働き方をしないとできない成果を期待しても難しいに決まっているよね 笑」と話していました。
中小企業では、多くの経営者が朝から晩まで必死になって働いていることでしょう。
そのため、社員に多くを期待したい気持ちもでてくることと思います。
ただ、自分と同じことを求めるのではなく、社長と社員の違いを理解した上で、事業展開を考えたり仕事を任せたりすることが重要です。
あなたの会社、あなた自身はどうでしょうか?