小さな会社の中期経営計画⑩~中期計画の検証~

のびしろ経営ロゴ


株式会社のびしろ経営

前回まで、中期経営計画の立案の仕方についてお話してきました。
計画を立案したときに重要なのは、その計画の実行可能性です。

どれだけすばらしい計画を立てても、実行することができないような計画をつくってしまえば「絵に描いた餅」になってしまいます。
ですから、がんばったらおいしく食べれる餅にする必要があります。

そのために必要なのが、計画の実現可能性を検証することです。
実現可能性の検証は、資金繰り(お金)と人材の確保(人)が足りているかについて検証します。
この二つの観点から、負荷がかかっても実行できるかを検証します。

資金繰りについては、計画期間中の現金・預金残高が継続してプラスの状態を維持できるかについて確認します。

人材の確保については、計画した収益を支えるための運営をするために人材はそろっているかについて確認します。

この2点は最低限チェックしておきましょう!

そして、総合的に「計画実行に必要な負荷」に耐えうるかどうかを確認します。
必要に応じて、修正を加えながら中期経営計画を完成させていきます。

修正は2つの観点からアプローチを行います。
一つは「目標の高さを下げる」、もう一つは「実現に向けて取り組む期間を延ばす」です。

みなさんの会社の中期経営計画はどのような計画になりますでしょうか?
夢とやりがいのある「おいしそうな食べれる餅」として描いていただければと思います。

のびしろ経営では、中期経営計画を立案する支援を得意としています。興味のある方は、当社のセミナーやコンサルティングサービスを、ぜひご活用ください。