“みんながんばっている” 大切なのは頑張り方と活動量!

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株式会社のびしろ経営

先日、夏の甲子園が開幕しましたね。
全力でプレーする高校球児の姿はまぶしくて、見ていてすがすがしい気持ちにさせてくれます。
全国の頂点を決める甲子園に来るまで、毎日、頑張って練習してきたことでしょう。

さて、中小企業の経営者も、よい会社をつくるため、業績を高めるために日々頑張っています。
特に、スタートアップ期や業績に伸び悩む経営者は頑張るというよりかは、必死でしょう。

「頑張る」という表現ですが、私はどう頑張るかが大事だと思います。
頑張り方が適切でないと、望む成果を得ることができないからです。
せっかく頑張るのですから、成果が出ることに頑張りたいものです。

人によって「頑張る」内容が違います。

例えば、高校球児の「頑張り」を考えます。

甲子園常連校の高校球児と、毎年甲子園予選落ちする高校の高校球児、8月が終わったころに2人並んでもらい、「今年の夏は大変だった?頑張った?」と聞くことがあったとします。
おそらく、2人とも「今年の夏は大変でした!頑張りました!」と答えるでしょう。

2人とも同じようにがんばって、大変だったでしょうが、その内容は全然違うはずです。
体感は同じでも、やっているレベルや量が全然違います。
その差が、甲子園常連校と予選落ちという成果の違いです。

高校球児の話と並べるのはおこがましいですが・・・私が会社員時代の話です。
営業職が長かったのですが、上司から毎月、月末に向けた営業成績の進捗を確認されました。
私は口癖が「頑張ります!」でしたが。
頑張りますと言うたびに、上司から「頑張ってくれるのはいいのだが、聞いていることは成果が出るか出ないのかということだ。頑張っても成果がでなかったらダメだ。」と言われていました。
成果がでる方法で、成果が出るだけの活動量ができているかと言われていたのです。

経営者も働く人も、思うように結果が出ない場合、方法が適切でない、活動量が足りないことが多いです。
みなさんはいかがでしょうか?

成果が出る方法で頑張れているか、必要な活動量に達するまで頑張っているか、点検してみましょう!