”お客様が増えない” 会社の導線に欠けている3つの視点

株式会社のびしろ経営

「いい商品なのに、新規が増えない」
「SNSやっても、全然反応がない」
「問い合わせも予約も、全然来ない」
そんなとき、多くの社長が「もっと発信をがんばろう」と考えます。
しかし、本当の問題はそこではありません。
お客様が、来ない、増えない理由は、「導線設計の欠如」にあることがほとんどです。
今回は、集客がうまくいっていない会社が見落としている「3つの視点」についてお伝えします。
認知されても「忘れられる」
「SNSフォロワーがいる」
「名刺交換をした」
「イベントで話を聞いた」
でも、そのあとにつながらない。
それは、存在を忘れられている状態です。
(解決のヒント)
・お客様に「思い出してもらう仕組み」があるか?
・定期的に接点を持てているか?(メルマガ・LINE・はがきなど)
・「また思い出してもらえる理由(体験・印象)」があるか?
商品力よりも、「記憶に残る」工夫の方が先です。
「興味→行動」までの階段がない
お客様の行動はこう進みます
認知→共感→興味→比較→安心→行動(問合せ・来店・購入)
ところが、多くの会社は
認知→いきなり「買ってください」「来てください」
この「すっ飛ばし導線」では、行動は起きません。
(解決のヒント)
・興味を持った人が、まず体験できる商品(例:お試し・セミナー・相談会)を用意する
・ステップ配信(LINEやメルマガ)で、徐々に情報提供して距離を縮める
・行動前に不安を消す「安心情報」(実績・お客様の声・FAQ)を準備しておく
お客様は、「迷わず行動できる階段」があれば進んでくれます。
「売る場所」に人がいない
たとえば、LP(ランディングページ)や問合せフォームが、
・検索しても出てこない
・SNSからリンクが貼られていない
・導線が途中で切れている
そんな状態では、せっかくの興味が「迷子」になってしまいます。
(解決のヒント)
・SNSやブログから「売るページ」に誘導できているか?
・LINEや名刺など、すべての接点がゴールに向かっているか?
・どのページで何をしてほしいかが明確か?
導線とは、「お客様の感情の動き」と「行動の道筋」をつなげる設計図です。
発信の努力より、導線の設計を
いくら発信しても、いくらサービスがよくても、「出会って→忘れられて→終わる」導線では成果は出ません。
発信より、まず導線。
営業より、まず「お客様の行動設計」です。
のびしろ経営では、導線設計、LINEやメルマガ仕組みを一緒に考えたり、社長と一緒にお客様が集まる仕組みを支援しています。