”売ることが苦手” な社長がやるべき3つの仕組みづくり

株式会社のびしろ経営

「営業は得意じゃないけど、社長だからやらざるを得ない!」
「売り込みっぽいことはしたくない」
「よいサービスなのに、上手く伝わらない」
そんな想いを抱えている社長は少なくありません。
特に、技術系・職人系、専門職系の社長ほど、
「売る」より「つくる」ことに情熱を注いできた方が多いでしょう。
でも、売上を立てないことには、どんな理念も届けられません。
そこで、今回は「売るのが苦手」な社長でも売れるようになる「3つの仕組み」をご紹介します。
「売る」のではなく、「買いたくなる」仕組みをつくる
売るのが苦手な社長がやりがちなのが、
「商品を丁寧に説明して終わる」スタイル
でも、それではお客様の行動は動きません。
人が買いたくなるのは、理論ではなく ”感情” が動いたときです。
例えば、
・サービス紹介ではなく「悩み」や「変化」にフォーカスした事例を発信する
・ビフォーアフターのストーリーを可視化する
・口コミや感謝の声を、第三者の視点として発信する
お客様自身が「あ、これ自分のことだ」と気づく導線をつくることで、
”売り込まなくても売れる”流れが生まれます。
自分が売らずに済む「営業代行コンテンツ」をつくる
「営業が苦手」なら、自分がやらなくてもいい方法を整えましょう。
カギになるのが、「自分の代わりに語ってくれるツール」の整備です。
例えば、
・導入事例チラシ(ビフォー→アフター+お客様の声)
・課題別の説明資料(シンプルなスライドで)
・代表の想いや理念を語った動画
・LINE公式/メルマガの自動配信ステップ
「紹介してもらいやすくなる」「社員でも提案しやすくなる」「情報が勝手に広がる」
こうした自走する営業ツールができると、社長が売らなくても売上が立つようになります。
提案の流れをルール化して「迷い」をなくす
売るのが苦手な社長は、提案のたびに悩んでしまいがちです。
・このお客様にはどう伝えよう
・金額はどういえばいい?
・タイミングは今でいいのか?
これでは、毎回疲れてしまい、継続できません。
(対策)
・提案のテンプレート(トーク・説明資料)を用意する
・クロージングのタイミングと「一言」をルール化する
・「どこまで話したら、次は何を渡すか」のステップを決めておく
迷いをなくし、仕組みで「提案の再現性」を持たせることが、売上を安定させるコツです。
「売る力」より「売れる仕組み」
今の時代、社長の営業力よりも、
「営業しなくても売れてしまう仕組み」が何よりも大切です。
苦手なことを頑張り続けるのではなく、
仕組みに頼って、本業に集中できる体制を整えましょう。
のびしろ経営では、「売るのが苦手な社長」のための、導線設計や仕組み化、ツール設計まで伴走支援しています。