毎日を楽に感じながら生きるリスク

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株式会社のびしろ経営

人の成長を考えるときに、適切な負荷がかかる状態が必要だと思います。

なぜなら、負荷がかかるということは、その人の実力を超えた状態をつくることができるからです。

その状態に慣れて、負荷を感じなくなれば成長したことになります。

逆に、負荷がかからない状態を続けると、その人の持っている実力の範囲でなにかをやっているだけの状態を続けることになります。

結果、成長することにはつながりません。

現状維持を続けることになります。

状態別に次の3つの状態で説明することが多いです。

負荷がかからないコンフォートゾーン

適度な負荷がかかるストレッチゾーン(ラーニングゾーン)

負荷がかかりすぎて混乱してしまうパニックゾーン

コンフォートゾーンは現状維持で成長がない状態です。

成長するために必要なのは、適度な負荷がかかるストレッチゾーンをつくることが大事と言われます。

ただし、負荷をかけすぎてしまうパニックゾーンにしないように注意が必要です。

パニックゾーンになるとあまりにも負荷がかかりすぎて、思考停止になったり、潰れてしまったりします。

負荷がかからない状態で毎日を過ごせば、それは楽でしょう。

しかし、楽な日々を続ける限り、現状維持で成長は望むことができません。

成長したいと考えるなら、そのツケを将来に先送りすることになります。

自分自身に適度な負荷をかけていますか。

従業員の成長に適度な負荷をかけてあげていますか。

成長について考えるときに、成長環境としてどの状態なのかを意識して見ましょう。