コンサル会社もコンサルタントを活用する、その理由とは?

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株式会社のびしろ経営

“のびしろ経営MAGAZINE”を読んでいただいたお客様からご質問をいただきましたので、ご紹介したいと思います。

【ご質問】

のびしろ経営さんは、組織づくりに外部のコンサルタントを使っているようですが、コンサル会社もコンサルタントにお願いすることがあるんですね。

それって、公表してしまって大丈夫なんですか?お客さんの信頼低下につながったりしませんか?

ご心配いただきまして、ありがたいと感謝しています。

当社は、組織づくり以外にも、他の分野のコンサルタントにもご支援いただいています。

実を言うと、コンサル会社で外部コンサルの力を活用する例はよくあることなんです。

社長や他業界の方からすると、少し意外かもしれません。

特に中小企業の経営全般を支援するコンサル会社が、なぜ外部のコンサルタントや専門家を活用するのかについてお話ししたいと思います。

専門特化型のコンサル会社と総合型のコンサル会社

コンサルタントという言葉は、いろんなところで使われています。

ですから、経営に関係ない分野でも「〇〇コンサルタント」と使われています。

ここからは、「経営コンサルタント」についてお話ししていきます。

実を言うと、経営コンサルタントも様々な分野のコンサルタントに分かれます。

まず、大きく分けて専門特化型と総合型のコンサルタントがあります。

専門特化型は、資金調達、人事制度の構築、集客など、何かに特化して支援しています。

総合型は、主軸となる専門分野を持つことが多いですが、経営全般を支援しています。

また、案件ごとにその都度集まるチームコンサルティングのスタイルで活動する、フリーランスのコンサルタントもいます。

経営コンサルだからこそ自分の弱点を自覚している

経営コンサルは、普段から経営の全体を俯瞰して考える癖があります。

お客様の企業全体を俯瞰して考えるのはもちろん、自分の会社の経営も同様に考えます。

人も会社も、得意分野があれば、強くない分野もあります。

自分たちがコンサルティングを提供する中で、お客様の成長を見ているため、コンサルティングの使い方もよく知っています。

ですから、自社の弱いところを強化してくれるコンサルタントを活用することに、抵抗がないのかもしれません。

そうすることで、弱いところが強化され、より強い会社をつくることができます。

専門家に協力してもらうことでスピード感がでる

経営に必要な要素は幅広く多岐にわたります。

そのすべてを自分で学び、考え、試行錯誤して実践していくのは膨大な時間と労力がかかります。

また、そのような時間を、得意分野や収益を生むための活動に専念したほうが、事業成長を早く進めることができます。

ですから、餅は餅屋に任せ、会社として最短距離で成果を出せるように外部の力を借りるのです。

事業進捗を進めながら費やす時間と労力、ストレスを考えると、圧倒的にコスパがよいことが多いです。

自社だけではやり切れないことが多いのでお尻を叩いてもらう

社長は得意分野を活かして成功していることが多いです。それは、できるから楽しい!だからできるのです。

しかし、苦手意識がある分野や不得意分野は、気が乗らず遅々として進みません。

そこで、お金を払い外部のコンサルタントをいれることで、強制的に物事を進めていくことができます。

私も、その「健全な強制力」の力を感じます。すこし、お客様の気持ちがわかる感じがして新鮮ですw。

自社の成長がお客様に提供する品質と付加価値の提供につながる

のびしろ経営は総合型のコンサルスタイルをとっています。

ですので、コンサル会社が自分の会社を上手く経営できていない部分が出てくると、私自身相当辛いものがあります。

そして、お客様に経営課題を解決するサービスを提供する以上、自らが実践し、その時々の課題を解決していくことで、説得力が増すのではないかとも考えます。
お客様の困ったり、悩み苦しむことを理解できるからこそ、よいサポートができるのだと思います。

また、20人以下の中小企業のお客様が多く、経営全般についてご相談いただきます。

そのため、得意分野以外にもご相談に対応できなければいけません。

当社自体が、率先してさまざまな経営改革に取り組み、実践しながら幅広くいろいろな知見をお伝えしていくことにこだわっています。